こんにちは!
ソーサルエンジニアの木下です。
先日、ぶらぶらと本屋をふらついていると、一冊の本に目を留めました。
その本は
「がんでもプレーを続ける元フットサル日本代表 久光重貴 〜笑顔のパス〜」でした。
この本を読んで感じたことの備忘録として、みなさんに共有するブログとして、今回の記事を書いていきたいと思います。
ソーサル代表の中島と木下の本の備忘録ブログはこちら!
『サッカー』が教えてくれる大事なこと奇跡のサッカークラブ・松本山雅FCとは?元フットサル日本代表・久光重貴選手とは?
久光重貴選手は、1981年7月8日生まれで神奈川県横浜市出身の34歳。
小学校1年生の時に横浜サッカークラブつばさでサッカーを始め、ヴェルディ川崎ジュニアユースから帝京高校サッカー部を経て、
ナオト・インティライミとの出会いをきっかけに
カスカヴェウ(現ペスカドーラ町田)の一員となりました。
2008年に
湘南ベルマーレフットサルクラブに移籍し、翌年には
フットサル日本代表に選出されたが、2011年に
骨髄炎を発症し、再び歩くことは難しいとされながらも、見事に復帰を果たしました。
しかし、2013年のメディカルチェックで
右上葉肺腺がんが見つかりました。それでも、周囲の声に支えられて、抗がん剤治療を続けながら
現役Fリーガーとしてプレーしています。
元フットサル日本代表・久光重貴選手
困難と向き合い前を向く力の強さ
この本を読んで、久光選手が
多くの困難と向き合いながらも常に前向きな姿勢で生きていることがとても印象的でした。
久光選手は、高校進学時、ヴェルディ川崎ユースに進まずに、高校サッカーを目指すために憧れの
帝京高校に入学し、厳しい練習を積み重ねたが、
最後の選手権でメンバー外となってしまい、高校3年間で憧れのピッチに立つことはできませんでした。
また、サッカーでプロになれず、
トイレ掃除や引っ越し屋などの職を転々としながらも、草サッカーでの
ナオト・インティライミとの出会いをきっかけにフットサル選手となったが、
少年時代から自身を大事に育ててくれた父の死を経験。
その後、
カスカヴェウから
湘南ベルマーレフットサルクラブに渡り、クラブチームでの活躍から
フットサル日本代表に選出され、絶対に結果を出そうと強い気持ちで
プロ3年目に臨もうとした矢先の冬に骨髄炎を発症。
医者に
「再び歩くことは難しい」と言われながらも懸命なリハビリの結果として復帰を果たし、2013-14シーズンに気持ちを向けていた
開幕前のメディカルチェックで肺がんが発覚。
ここまで読んだだけでも、久光選手が多くの困難と向き合ってきたことが分かると思います。そして、多くの困難に対して、前向きに向き合い乗り越えていったことが分かるでしょう。
今でもがんと闘いながら世界最高峰のフットサルリーグあるFリーグでプレーしている久光選手を見ると、
自分が日々悩んでいることがちっぽけに思えましたし、前向きに色々なことに挑戦していきたいと思うきっかけになりました。
フットサルリボン活動
様々な人との出会いの大切さ
久光選手は、肺がんの告知を医者から受けた際、
余命宣告を拒否しています。
余命がいつまでかを聞いてしまえば、そこまでの時間をどう生きようか、そればからを考えてしまう気がした。たとえば「余命は2年です」と言われてしまうと、『そこで僕の人生は終わるんだ』と考えてしまい、その先の夢や目標を持たなくなるだろう。この言葉から、1日1日を積み重ねることの大切さを身に沁みて感じました。ソーサルを通して、全国各地の色んな人達とフットサルを楽しめているということのありがたみをより実感しました。
また、ファンとのつながりを大切にする久光選手の姿勢もとても印象的でした。
試合に負けた。その上、試合後も選手が不機嫌そうに握手していた。それじゃあ、子供たちには何の喜びもないし、『もう二度とフットサルなんて見たくない』と思ってしまうかもしれない。むしろ、負けたときこそ『ごめんね。次は勝つから、また来てね』と言って、もう一度チャンスを与えてもらうようにすべきじゃないか。ソーサルは、ありがたいことに初めて参加する人も多いので、毎回のソーサルをいかに楽しんでもらうかということを考えながら、企画者としてソーサルを通してフットサルを楽しみたいなと強く思いました。
ソーサルを通しての出会い
久光選手の戦うFリーグの試合を見に行きたい
この本を読んで、久光選手の前向きな姿勢を知り、素直に自分自身も前向きな気持ちを持つことができました。
このことは久光選手に直接伝えたいと思ったので、今シーズンのFリーグを観に行って、久光選手に「
一緒にフットサルの楽しさを多くの人に知ってもらえるように頑張りましょう!」と言いに行きたいと思います。
是非皆さんにこの本を手にとってもらいたいと思いますし、一緒に久光選手のプレーを見るためにFリーグの試合に足を運んでほしいと思います。
がんでもプレーを続ける元フットサル日本代表選手、久光重貴選手
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