さてこんにちは!
今回はいつものソーサルブログからはちょっと違った内容のブログを書いてみたいなと思います。
今回のテーマは
「現役Fリーガーに聞く、Fリーグの課題とこれから by ペスカドーラ町田中井健介選手」と題して、現役のFリーガーである中井健介選手に、ソーサル中島がインタビューしてきました。選手目線で見たときに、
Fリーグがどんな課題を持っているのかなどをとてもフランクな形でお聞きしてきましたので、
Fリーグに対しての想いや強い熱量をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非参考にしてみてください!
ぶっちゃけ中島の個人的興味でもありますw
僕の今回聞いてきたテーマは以下の3つです。
①現役Fリーガーから見たFリーグのこれまでって?(歴史的な変遷)②現役Fリーガーから見たFリーグの課題③現役Fリーガーから見たこれからのFリーグに必要なことそれでは早速!
そもそもFリーグってなんぞ?って人はこちらの記事を見た上で、
本記事をご覧ください!
僕が思うFリーグの魅力①現役Fリーガーから見たFリーグのこれまでって?(歴史的な変遷)
『現役Fリーガーに聞く、Fリーグの課題とこれから』 by ペスカドーラ町田中井健介選手
―中井さんは2013年にFリーグのペスカドーラのトップチームメンバーとして、Fリーグに関わり始めたかと思いますが、2013年当初と2016年現在を比較して具体的にどんな変化を感じていますか?中井選手「何よりSNS(Twitterなど)の活用が圧倒的に僕がFリーグに加盟した時よりも発展してますね。僕は2013年にFリーグのペスカドーラ町田に加盟しましたが、その時にはまだまだそういった類のものはありませんでした。各チームごとの投稿も増えているし、ツイートしたことへの外部の反応が増えているなーと感じています。」
ソーサル中島「なるほどですね。そのようなSNSの発展によって、具体的にどんな変化がFリーグにもたらされましたか??」
中井選手「はっきりとSNSの効果とは言えませんが、肌感覚として集客面で HOMEで1000人の観客数を着る事がなくなった気がします。SNSを通した集客面での貢献があったんだと思っています。特にペスカドーラ町田の場合は、町田市という町ぐるみでの取り組みもあり、市内におけるペスカドーラ町田の認知度は以前に比較して格段に増進しているなと思います。」
②現役Fリーガーから見たFリーグの課題
『現役Fリーガーに聞く、Fリーグの課題とこれから』 by ペスカドーラ町田中井健介選手
ソーサル中島「それでは次の質問にいきたいのですが、こちらは僕自身もすごく関心がありますので、フカボって良いですか。笑」
中井選手「うう、怖い。笑」
―それでは早速ですが、どんなカテゴリでも構いませんが、中井さんにFリーグに関わる課題ってまず何が思い浮かびますかと聞いた時にすぐに思い浮かぶものって何がありますか?中井選手「そうですね、難しい質問ですね。ただ僕が1選手としてすごく感じている課題としては、『選手1人1人がリーグ盛り上がることに対してもっと力を注いだ方が良いのではないか』と思っています。」
ソーサル中島「おお、それは興味深いですね!具体的に言うとどんなことですか?」
中井選手「武井壮さんが言っていた言葉で僕の心に強く残っている言葉があるんですが、HOME ゲームの会場キャパシティが2,000人だとするじゃないですか。そうした時にペスカドーラ町田の選手が20名存在するとしたら、1選手あたり100名会場に呼ぶことができれば会場っていっぱいにいなるんです。」
ソーサル中島「ふむふむ、確かに。」
中井選手「もちろん選手がそれをやるべきなのかという議論はあるんですが、理論上はそうなりますよね。高いレベルでフットサルするのがFリーガーとしての役目でありながらも、そうやって選手1人1人Fリーグに対して貢献していくことがFリーグの発展に繋がっていくんじゃないかなと思っています。また選手が自分で集客できるようになることで選手自身に価値がつくことにもなるので、巡り巡って自分にとっても、Fリーグにとっても価値あることになるんじゃないかなと思います。」
ソーサル中島「それは僕の中にない観点だったので、とても勉強になります。おっしゃる通り、選手がやるべきなのか?という話にはなりそうでしたが、それが巡り巡って選手自身の役に立つのであれば時間を割くに値する行為になるかもですね。Fリーグ全体にも間違いなく、いいことですし。」
中井選手「本当深掘りしてきますね。いつも話さないようなことまで結局話させられちゃうから困ります。笑」
ソーサル中島「またまたあー。笑」
③現役Fリーガーから見たこれからのFリーグに必要なこと
『現役Fリーガーに聞く、Fリーグの課題とこれから』 by ペスカドーラ町田中井健介選手
―それでは次の質問にうつりたいと思いますが、今のFリーグの試合をより魅力的にする、つまりお客さんがまた来たい!とそう思えるようなものにするためにはどんなことが必要だと思いますか?中井選手「ズバリ、
"ライブ感"だと思います。ミュージシャン・アーティストのライブの様な!」
ソーサル中島「それはつまり??」
中井選手「先日Bリーグの試合を見に行ったんですね。その時まるでパーティーのような雰囲気でした。ボールが敵にうつるたびに会場にピコーンみたいな音が流れたり、試合中はずっと音楽が流れていたりと、まるでパーティーのような雰囲気で、試合の内容以外でも観客が楽しめるような仕掛けが用意されていて、とても楽しかったです。」
ソーサル中島「それは僕もすごく同感です。僕もたまにJリーグ観戦に行ったりするんですが、見るだけなら正直テレビなりyoutubeでもいいと思うんです。それでもJリーグに足を運んで試合を見に行くのは、あの非日常感というか、サポーターの雰囲気とか会場の歓声とかそういう現地でしかないものを味わうことができる。それが観戦の醍醐味でもあると思っています。」
中井選手「そうですね。」
(番外編)FTWの活動について
『現役Fリーガーに聞く、Fリーグの課題とこれから』 by ペスカドーラ町田中井健介選手
―最後に中井さんや滝田さんを中心に活動されているFTWの活動について教えてください。中井選手「FTWはプロのフットサルリーグを純粋に広めていく活動がFTWの活動の根幹です。
その前提で、ちょっと違った僕たちにしかできないことってなんだろうと考えて、それがビリッカーってものを使って新宿にいる人に対してアプローチしたり、あるいは自身でフットサルのアパレルブランドを立ち上げたりと、少しフットサルとは違った試みで最終的なフットサルの観客増加につなげていきたいなと思っています。今後もいろんなところでイベントを開催していきたいなと思っていますので、ぜひ遊びに来てくださいね!」
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いかがでしたでしょうか??
現役のFリーグの選手ならではの視点がたくさん詰まっていて、
とても僕自身としては学びの多い会となり、とても満足しました。
選手それぞれの視点はあると思うので、
いろんな選手にインタビューしてみたいですね!
中井選手最後になりますが、
貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
インタビュー:ソーサル代表 中島涼輔『現役Fリーガーに聞く、Fリーグの課題とこれから』 by ペスカドーラ町田中井健介選手
1991年7月16日生まれ。埼玉出身。
・2011年4月早稲田大学政治経済学部政治学科入学
・2015年2月Webサービス「ソーサル」立ち上げ
・2015年4月株式会社リクルートホールディングス入社(新卒2年目)
Twitter: nakaryo716