さてこんにちは!
ソーサルの中島です。
最近読んでいる本で非常に示唆深い本を読んだので、
自分への戒めとして、これからのサービス開発に生かしていくべくブログに書き起こしておきたいと思います。
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
別に現状本当に大したことはやってないと思っていますし、
天狗とかになっているとかでは1ミリでもないのでご容赦ください。
今回僕が読んだ本はこちら。
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
簡単にサマると「とあるものを爆発的に売るにはどうするのか」をということが実例ベースで書いてあります。
「シャオミ爆買いを生む戦略: 買わずにはいられなくなる新しいものづくりと売り方」
僕は普段リクルート(SUUMO)で働きながら、
平日夜と土日を利用して会員数が8,000名程度存在している「
ソーサル」というサービスを運営しています。
詳細なサービスの説明は割愛しますが、
ビジネス的に成功しているかどうかは別議論として、
少なくとも広告費を一切かけずに、どのようにして8,000名のユーザーを獲得したのかというのはかなり他のサービス開発に使えるナレッジとして展開可能だと思いますので、この本を読んで&僕が「ソーサル」を運営していてみなさんに共有できることをこちらでシェアできればと思います。
「ソーサル」は8,000名のユーザーに愛されるプロダクトになった
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
今回僕が運営している「ソーサル」を、
平日改善しているリクルートの「SUUMO」と比較して、少し自戒も込めて書いてみたいと思います。
「SUUMO」はビジネス的には間違いなく、成功しているサービスと言えます。
売上は何百億、月間UUなんてとんでもない数です。
しかし、そんな「SUUMO」に「ソーサル」が圧倒的に優っている部分があります。それは「どれだけ深くユーザーに愛されているのか」という観点です。「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
僕の周りにいる友達に話を聞くなかで多い声として「SUUMOもHOMESもathomeも大して変わらない」という声が聞きます。
これは「対競合に対しての優位性がない」ことを示しているわけです。つまり結論現状「少なくとも一部のカスタマーにとってはSUUMOでもHOMESでもどっちでもいい」と思っているわけです。正直これは危機的な状況といえると思います。
ユーザーにとって「SUUMO=家探しのツール」であるという認識がされているわけです。
その一方で、
僕の運営している「ソーサル」は非常に多くのユーザーに愛されているサービスと言えます。
いくつか参加者の声を抜粋しますが、参加者のソーサルに対する愛の大きさに驚かざるを得ません。
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
とても文字制限では伝えきれないけど、やっぱりソーサルの人達もフットサルも大好きです
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
ソーサル大好きなんだ
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
お年玉で何買うかよりも、お年玉で何回ソーサルに行けるかってくらいソーサル大好きになった
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
653人もの人がソーサルを大好きと言ってます(^-^)
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
こんな楽しそうにフットサルしてくれるところそうそうない。本当にソーサルのみんな大好きです
正直僕も意図的にここまでの「参加者のソーサル愛」(=プロダクトへの愛)を作り込めたわけではありませんでした。笑
ただ振り返ってみるといくつかのポイントがあったように感じますし、それをこれからの「SUUMO」や自分の作っていくプロダクトにも展開していくことを考えています。
ユーザーに愛されるプロダクトを作るための3つの法則
「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
振り返ってみると、
以下の3つの要素が「ソーサルをユーザーに愛されるプロダクト」へ押し上げた要素だったのではないか」と思うわけです。
ポイント①ユーザー(カスタマー)と一緒にプロダクトを作り上げる「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
まずこれが非常に大きなポイントです。
ユーザーはあくまで一緒にプロダクトを作り上げていくパートナーであると考えています。
だからこそ自分たちでプロダクトをより良いものにしていくために、僕らとともにユーザー自身が努力します。
こうするとユーザーは単にその製品を使うだけではなく、「自分のプロダクト」と思えるようになり、結果として自分ごとと取られてもらえるようになります。
ポイント②ユーザー(カスタマー)と「友達になる」(=お客様という考え方をしない)「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
①のポイントと似てますが、
「ソーサル」では「参加者=お客様」とは定義しません。
「参加者=一緒にプロダクトを楽しむ友達」です。
だからこそ僕らソーサル運営者は参加者と一緒に、
フットサルを楽しみ、なんなら参加者よりもフットサルを楽しみますw
友達ゆえに厳しい意見も本音でフラットに聞けますし、そこをうまくプロダクト改善に生かすことができるのが非常に大きなポイントだと思います。
ポイント③プロダクトの運営者(ここでは僕や木下)がプロダクトを愛し、ビジョンを発信し続けている「ソーサル」会員登録数8,000名突破!ユーザーに愛されるプロダクトの作り方
僕には「ソーサル」を通して実現したいことがあります。
それはフットサルというスポーツを通してより多くの人と人繋げると同時に、
フットサルを始めとしてスポーツを楽しみたい人全員が楽しめる環境を作ることです。
僕はこのビジョンをいたるところで発信し続けており、
それが功を奏して「多くのユーザー同じビジョンを持って一緒に成し遂げたいことへ向かっている」ことができています。
ちょっと長くなってしまいましたが、以上が僕なり整理をです。
今回はあえて僕の運営している「SUUMO」と「ソーサル」を引き合いに出してみました。
「SUUMO」はもちろん素晴らしいプロダクトですが、中長期的な優位性を構築していく中でこのエッセンスを僕なりに注入できるようにしていけたらと思う次第です。
ソーサル中島